永利真弓|本戦審査員

審査員インタビュー
指導力&出演者の力を評価する! /
出演ダンサー&指導賞 選定審査員

1980年代より〝日本のダンスを世界につなぐ〟キャスティング事業を長年手がけ続けてきた永利氏。

2004年にはシルク・ドゥ・ソレイユのキャスティング・パートナーにも就任し、まさに身体芸術の活躍フィールドを広げる達人として名高い。

表現者たちの未来を見極めてきた視点に映る日本のアニメ×振付師、その可能性とは!?

日本のダンスの才能を世界にキャスティングするパイオニア!

日本のダンスの才能を世界に
キャスティングするパイオニア!

株式会社アンクリエイティブ
代表取締役社長
永利 真弓

PROFILE

1985年より舞台芸術のプロデュース業務を始め、91年に株式会社アンクリエイティブを創立。コンテンポラリーダンスを中心とした国内海外に於ける舞台芸術事業、舞台芸術の国際交流事業等の企画制作を行なう。また、広告代理店などによる各種イベントの演出制作、キャスティング等も手掛け、2004年にはシルクドソレイユのキャスティング・パートナーにも就任。

日本の強みを発信していくために、今後さらに
その魅力を活かせる存在が求められる!

今求めるのは柔軟な対応力。新たな需要にどう応えるのか!?

──永利さんには『Legend Tokyo』受賞者 に多くのお仕事をご紹介いただいておりますが、今はどのような案件が多いのでしょうか!?

企業イベントやスポーツイベント、そして大型商業公演などが多いですね。

この大会は毎回素晴らしい才能が集結し、その先にお仕事としての展開がしっかりと意識されている唯一無二の企画なので、キャスティングをする側としても、まさに宝庫だと思っています!

──実際にお仕事として活躍できる振付師はどういった方が求められていますか? 

クリエイティブ力やコミュニケーション能力は大前提!

何度もお仕事を任せたいと思えるのは〝対応力〟のあるコレオグラファーですね。

案件によって求められる内容が違うのはもちろん、実際の業務現場では、演出家、クライアント、代理店からのリクエスト、予算やスケジュール、踊り手側の能力など、さまざまな制約があります。

その中でも、いいモノを目指して冷静に対応できる方ですね!

この大会で結果を残せる振付師は、対応力に長けている方が多いので本当にいつも助けていただいています。

──では、今回のアニメ・ゲームをテーマとした新大会についてはどう思われますか!?

動画配信サービスの影響が強いと思いますが、日本のアニメの世界的影響力はコロナ禍あたりから特に顕著になりましたよね。

つい先日、アメリカを訪れていたのですが、日本のアニメのポスターだらけ。

どこに買い物に行っても日本のアニメグッズがたくさん。

ラスベガスのホテルにさえアニメイトがあるのは古き良きアメリカ好きには逆にショックでした(笑)。

ヨーロッパや中東やアジアでは日本のアニメが人気なのは知っていましたが、まさか自国のエンタメに世界一プライドが高いアメリカまで、ここまで浸透しているなんて……驚きでした!

ステージエンタメでも昨今、ミュージカル「千と千尋の神隠し」がロンドンで大ヒットを記録しましたが、これから海外展開がますます加速していくはずですし、逆にインバウンド需要として国内コンテンツにも変化が求められるのは必至だと感じています!

良いダンサーの素質を引きだして活かすのもコレオグラファーの腕!

──海外へ多くの振付師をつないできた永利さんですが、そこで大切なことは何ですか!?

海外のマーケットで求められているのは、やはり〝オリジナリティ〟。アウトプットの形としてエンタメになろうが、スポーツになろうが、他の分野にはないダンスの良さというのは〝アートとしての側面〟だと思いますし、その人にしか出せない表現にこそ価値があるんです。

まだまだ日本古来の伝統文化も人気ですが、現代文化の中では圧倒的にアニメ・ゲームが市場を席巻しています。

日本のオリジナリティを発信していくためには、その魅力を活かすクリエイターの存在が、今後ますます求められるのは間違いないと思います!

──では、今大会の審査員としては、どこに注目されますか!?

どんな新風が吹くのかとても楽しみです。

アニメ・ゲームというテーマはありつつも、企画自体の趣旨や審査方法というのは変わらないので、歴代の優勝者にも負けない独創的な作品が観たいですよね。

毎回言っていることですが、コレオグラファーの皆さんには自分の好きな世界観をぶらさず、やりたいことを徹底的に貫き通して欲しいですね!

──個別部門では、振付師の指導者としての才能や出演ダンサーにもフォーカスした視点もで審査していただきますが。

ダンサーをキャスティングする機会も多いので、常日頃からそこには注目しています。

技術や協調性は当然必要ですが、良いダンサーはそれを超えた魅力や表現力を兼ね備えていて、自然と観客の目を惹きつけます。

そういった素質を引き出して活かすのもコレオグラファーの腕だと思っています!

──最後に大会に挑むコレオグラファーやダンサーへメッセージをお願いします!

こんなにも色とりどりの才能と出会える場は他にはなく、この大会は〝魅せる才能の宝石箱〟だと思っています。

この新大会でも、無限の可能性を秘めたコレオグラファーやダンサーたちが輝き、多くの人に感動を与える大会となることを期待しています!

このポイントを重視して審査!

振付師の独創性、そして出演ダンサーたちの表現力!

JOB FILE

「ラグビーワールドカップ」開会式 キャスティング&振付総監修

2019年の「ラグビーワールドカップ」をはじめ多くの国際スポーツイベントで振付総監修および振付師・ダンサーをキャスティング!

「あいちトリエンナーレ 虹のカーニヴァル」総合演出&キャスティング

現代アートの国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」。2017年にフェスティバルの一環として開催された虹のパレードを総合演出。

「XFLAG PARK」振付師 キャスティング

日本最大級のゲームショーイベント「XFLAG PARK」はじめ、数々の大規模展示会や企業イベントでも振付師をキャスティング。

品川プリンスホテル カウントダウンショー総合演出&キャスティング

品川プリンスホテルの年越しカウントダウン シ ョ ー での総 合 演 出 お よ び キ ャス テ ィ ン グ を 担 当、大好評を得た!

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