小池修一郎| 本戦審査員

審査員インタビュー
作品演出力を評価する!/
演出賞 選定審査員

宝塚歌劇団をはじめとする数多くのミュージカル作品を手がけ続けてきた巨匠演出家、小池修一郎。

本大会の審査参加を機にKAORIaliveやAKIHITOらを大型ミュージカルの振付師に抜擢した小池氏が考える現在の舞台芸術とその注目点とは!?

数々の興行神話を築き続ける日本屈指の巨匠舞台演出家!

数々の興行神話を築き続ける日本屈指の巨匠舞台演出家!

演出家
宝塚歌劇団 特別顧問
小池 修一郎

PROFILE

演出家として「エリザベート」など数多くのヒット作を手がけるほか、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」、2007年「世界陸上選手権」の演出を手がけるなど日本屈指の舞台演出家として活躍。その功績が讃えられ2014年には紫綬褒章※を授与されている。

※学問や文化、スポーツの分野において優れた業績を残した功労者に贈られる褒章。

この時代を生き抜く者たちが発する
生の表現エネルギーに期待したい!

──コロナ禍を経て、演劇や舞台芸術業界にはどのような変化があったとお考えですか?

コロナ禍では一時的に観劇人口は減少しましたが、今は日本だけでなく中国や韓国でも、むしろ以前より増えてきたと感じています。

テレワークが主流となって人と直接接することが少なかった状況で、同じ会場で同じ時間や空間を共有する体験は、非常に価値のあるものになってきています。

特にダンスパフォーマンスはまさにそこで最も力を発揮するもの

肉体だけでなく魂や精神も使って表現する、生の人間が発するエネルギーが求められているんだと思います。


──では、舞台芸術としての表現に何か変化は感じられますか? 
特に若い方たちは多感な時期をコロナ禍で過ごしたと思うので閉塞感を長期にわたって味わっているはずです。

その時間の中でどのように過ごしてきたかで、感受性の磨き方も違うでしょうから、その状況で発生した想いやメッセージのように表現されるのかが着目点になってきましたね。


──確かに若い世代はそういった意味で他とは違った経験をされていますね。

それと今の若い世代はダンスに対して、ものすごく慣れていて自分たちが踊ることが特殊な行為
ではない
と感じています。

観るだけでなく、プロのレベルではなくても自分も踊りを嗜むということでまだまだこの文化は広がっていく気がします。

そうやって踊る人口が増えると自然と観る側の目も肥えていくので、作品を創る側も刺激され、さらにレベルが上がっていくと思います。


──では、今回の大会で特に注目したいポイントはありますか?

初挑戦のコレオグラファーが多いと聞いているので、それぞれの個性をしっかり見極めたいです。


私はこの大会を〝振付家の表現を競う場〟だと考えているので、創り手である振付家がどのように
表現してくるのか
が毎回刺激的で楽しみなんです。


メッセージ性が強いものでなくても、エンタメとして、あるいは個人的な日記のようなものでも構いません。

多数のダンサーたちを使って何かを表現していく、そこにレジェンドの見どころがあると思っています。

今の時代の中で何をどのように発信するのか?非常に楽しみにしています。

こちらもチェック! ※外部サイト

小池修一郎 Wikipedia
宝塚歌劇団 公式サイト

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