かつて本企画始動時(2010年)は、振付師とはダンスシーンで裏方的存在であり、主な注目はプレイヤー(ダンサー) が浴びるのが業界の定石でした。
そこに新風を巻きおこすべく始まったのが、振付師がスポットライトを浴び、主役になることができる『Legend Tokyo』という大会です。
しかし、企画当初はここまで、このムーブメントが大きくなることは想定していませんでした。
企画の年月を重ねていくにつれて、
- 受賞作品のワークショップ
- 受賞作品の再演エンタメ公演
- 新しい時代の 開拓イベント
など、振付師の才能にスポットを当てた事業をキーワードにさまざまなイベント・アプローチや切り口が生まれ、現在〝レジェンド〟はコンテストという枠におさまらない新しいムーブメントに生まれ変わっています。
そこで、コンテスト大会のイメージにおさまらず、日本の振付師の才能を広げるというさまざまな切り口・事業 アクションに特化した文化醸成のための新ブランドが「Legend Creative Project」です。
空間演出や照明も評価対象になる
ダンスには〝踊りの技術〟 と共に、〝作品創り〟 や〝大人数指導〟 など多様な才能が必要とされます。
しかし、かつて作品創作力や指導力などの才能を公に評価する環境がありませんでした。
そこで、それらの才能にフォーカスした新たなる大会、それが 2011 年より始まった本大会です。
それらの才能はエンタメ・芸術文化の仕事では非常に高く必要とされており 、 その才能を公に評価する環境の実現がダンスの新しい可能性の扉を開くと考えています。
振付力はもちろん、舞台の空間演出、照明の使い方、群舞統率力など、さまざまな才能が本大会では評価されています。
作品を通じて活躍の場を広げる
エンタメ・ 芸術文化には必ず「作品」という考え方があります。
そこで世界初、ストリートダンスを作品として競う環境を実現させたのが本大会です。
この考え方により、関東では今まで埋もれていた数多くの才能がエンタメ界で活躍するチャンスが実現され、作品表現テクニックも急速な発展をみせました。
「作品」 として競う環境の実現により、自身の〝代表作〟 を創りあげ、大会を通して世間に広めることもできると考えています。
オリジナル表現が評価される
数々の世界大会がしめすとおり 、 日本人の作品クリエイティブ力は世界最高峰の実力をもっています。
そして、 その頂点を競うからこそ、本大会は西洋の真似ではなく 、〝自分ならではのオリジナル表現〟 が最も高く評価される大会となっています。
優勝を決める評価基準はただ 1 つ、「観る者誰をも楽しませる作品かどうか 」です 。
だからこそ本大会優勝と は〝最も観客を楽しませる振付師の証明〟 であり、幅広い業界から注目されるのです。
最高峰の勝負作品と競い合う。
この経験は振付師本人のみならず参加ダンサーすべてに新しい刺激を与えてくれると考えています。
審査員もキーパーソンで構成される
ダンスがもつ高い才能を、もっとエンタメ文化に幅広くつなげたい。
だからこそ本大会ではエンタメ、アート、 舞台 ……など、各業界を代表する企業のキーパーソンたちが審査員をつとめています。
また、 優勝を決める「誰もが楽しめる作品」 とは別視点で、審査員それぞれが各分野にあった可能性を見極める独自賞を設定しています。
それにより「何か 1 つ突き抜けた才能があれば、誰かが認めてくれる。何かが広がる」、 そんな環境も準備しています。
自身の才能をエンタメ業界へオフィシャルにプレゼンすることで、 本大会から新たなる仕事のチャンスに繋がる環境が整いつつあります。
実力でチャンスをつかめる
つなげる環境がないと、ダンスもエンタメもどうしても〝コネクション〟 のみで仕事が回ってしまいます。
だからこそ「評価してつなげる公な環境の実現」が、新たな刺激や発見をもたらしシーンの活性化につなげがるち考えています。
本大会では、 振付師は予選・提携大会によって新たなる才能を選出します。また、作品出演ダンサーも公募オーディションを開催しています。
まさに振付師・出演者、双方ともに実力で誰もがチャンスをつかめる環境を実現しているのです。
そして、審査結果もオープンで、本大会優勝は得票集計のみで決定され、すべての審査結果・受賞理由が公開されるので、実力だけでチャンスをつかめると考えています。
〝TOKYO〟から〝UNIVERSE〟へ
2018 年『Legend Tokyo』 最終章にて実験的に行なったLINEライブの生配信では、開幕 24 時間以内の告知に関わらず全国で累計視聴者5.4万人を記録しました。
この熱き戦いにより広い世界を巻き込むべく、2019年より大会名も新たにLegend UNIVERSE』とし、よりネットワークを大胆に活用した大会へと構造改革を進めています。
〝伝説〟 は今、 さらなる新世紀へと突入しました。
目指すは20万人以上のオーディエンスです。
ライブ配信でさらに広い世界を巻き込む大会に成長させていきます。
株式ジャスト・ビー 代表取締役社長
Legend Creative Project 代表 工藤光昭
※本プロジェクトは株式会社ジャスト・ビーによって企画・運営されています。